ChatGPTアップデート情報 2024/01/11

chatgpt-news AIニュース

1月11日にOpenAIがChatGPTのアップデートされました。
今週には使えるようになると言っていた「GPT Store」だけでなく、有料プランにTeamsというプランが加わりました。
どんな内容になっているか早速紹介します。

GPT Store

GPT Storeとは

GPT Storeは、OpenAIが提供する新しいプラットフォームで、ユーザーや開発者が作成したカスタムGPTを共有・販売できる場所になっています。GPT Storeでは、さまざまなカテゴリーのカスタムGPTが展示され、自分のニーズに合ったモデルを探すことができます。ストア内では、トレンドのGPTモデル、コミュニティリーダーボードの表示、毎週新しいGPTモデルの紹介などが行われます。初期の段階では、ChatGPT Plus、Teams、Enterpriseユーザー向けに提供され、今後拡大される予定だそうです。

​カスタムGPTとは​​​

カスタムGPTとは、ChatGPTの機能の一つで、ユーザーや開発者が特定の用途に合わせてカスタマイズしたGPTモデルを作成する事ができます。これにより、特定のニーズや特殊な分野に対応したAIモデルの作成が可能になります。例えば、特定の言語や専門分野に特化したモデル、あるいは教育、プログラミング、ライフスタイルなど特定の目的に合わせたモデルを作成できます。この機能は、新規のChatを作成するたびにプロンプトを入力しなければいけなかったものが、カスタムモデルから起動する事でプロンプト済みのChatがすぐに使えるようになります。また、このカスタムモデルを共有する事で、共有された人は複雑なプロンプトを入力しなくても同じChatが使えるようになります。

Teams

Teamsとは

Teamsプランは、ビジネスでChatGPTを最大限に活用するための安全で共同作業が可能なワークスペースです。このプランは、月額$30(月払いの場合)または$25(年間契約の場合)で、GPT-4を含む高度なモデルへのアクセス、メッセージ容量の拡大、カスタムGPTの作成と内部共有、新機能への早期アクセスなどが含まれています。チームプランのユーザーのデータや会話は、OpenAIのモデルトレーニングには使用されないとされています​。これだけ聞くとEnterpriseプラント同じような感じがするので現在のプランを比較してみたいと思います。

料金プランの比較

上はOpenAIのサイトに載っている料金表です。英語では分からないので日本語訳してみました。

  1. 無料プラン
    • 利用料金: 無料。
    • 無制限のメッセージ
    • インタラクション、および履歴 GPT-3.5モデルへのアクセス
    • ウェブ、iOS、Androidでのアクセス可能
    • 特徴: GPT-3.5モデルを使用。基本的な会話体験を提供するが、ピーク時のアクセス制限や優先度は低め。
  2. ChatGPT Plusプラン
    • 利用料金: 月額$20。
    • GPT-4、当社の最も高性能なモデルへのアクセス
    • GPTsの作成、閲覧、利用
    • DALL·E、ブラウジング、高度なデータ分析などの追加ツールへのアクセス
    • 特徴: ピークタイムでもアクセス可能。応答速度が速く、GPT-4モデルへのアクセスと新機能への優先アクセスが可能。
  3. Teamsプラン
    • 利用料金: 月額$30(月払いの場合)または$25(年間契約の場合)。
    • GPT-4およびDALL·E、ブラウジング、高度なデータ分析などのツールにおけるより高いメッセージ上限
    • ワークスペースでのGPTの作成と共有
    • ワークスペース管理のための管理コンソール
    • チームのデータはデフォルトでトレーニングから除外されます。詳細はこちら
    • 特徴: GPT-4モデルへのアクセス、メッセージ容量の拡大、カスタムGPTの作成と共有、新機能への早期アクセスが含まれる。
  4. Enterpriseプラン
    • 利用料金: カスタムプラン。
    • GPT-4およびDALL·E、ブラウジング、高度なデータ分析などのツールへの無制限かつ高速なアクセス
    • より長い入力のための拡張されたコンテキストウィンドウ
    • SAML SSO(SAMLは、ユーザー認証情報を安全に交換するための標準規格で、SSOはその技術を用いて、一度のログインで複数のサービスに簡単かつ安全にアクセスできるようにするものです。)
    • 企業データはデフォルトでトレーニングから除外され、カスタムデータ保持ウィンドウが設定されています。詳細はこちら
    • 管理者コントロール、ドメイン確認、および分析
    • 優先サポートおよび継続的なアカウント管理
    • 特徴: 企業レベルの大規模な利用や特定の機能要件に対応。カスタマイズされた機能、利用規模の拡大、専用のサポートを提供。

まとめ

今回は特にEnterpriseに興味があったが入れなかった人からするとTeamsプランは待ち望んでいたものだと思います。
全体的に簡単にまとめた内容だったので、アップデートの詳しい内容はOpenAIのサイトをチェックしてみてください。

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