「家に光回線を引いたけれど、業者さんが言っていた“ONU”って何?」「ルーターとは何が違うの?」「Wi-Fiと別に有る黒いのは何?」
そんな疑問を持つ方に向けて、そして私の忘却録として、記事では ONUの役割・仕組み・他の機器との違い を、できるだけわかりやすく解説します。
光回線の仕組みが理解できると、ネットが遅い・Wi-Fiが不調といったトラブル時にも原因を判断しやすくなりますよ。
- 🎯 ONUとは何か?
- 📦 ONUってどんな見た目?
- 🔍 モデム・ルーターとの違いは?
- 🏠 ONUはどんなときに家に設置されるの?
- 🔌 光回線がインターネットにつながる仕組み(簡単イメージ)
- ❗ なぜ ONU を理解しておくべきか?
- 🔧 ネットやWi-Fiが繋がらないときのチェック手順(初心者向け)
- ① まずは“物理的な接続”を確認(最重要)
- ② 機器の電源を入れ直す(最速で直ることが多い)
- ③ ONUのランプ状態で原因を絞り込む
- ④ ルーター側の問題を切り分ける
- ⑤ スマホ・PC側の設定も確認
- ⑥ 回線事業者の障害情報を確認する
- ⑦ それでも直らない時は、ONUの「故障」または「認証エラー」の可能性
- 📌 チェック手順まとめ(保存推奨)
- ✨ まとめ:ONUは光回線の“心臓部”
🎯 ONUとは何か?
ONU(Optical Network Unit)とは、光回線をインターネットとして使えるようにするための“変換装置” のことです。
- 光ファイバーから届くのは「光信号」
- パソコンやスマホが扱えるのは「デジタル信号(電気信号)」
この 光 → デジタル の変換をしてくれるのが ONU。
つまり、光回線を使う家には 必ず必要な入口装置 です。
例えるなら、
外国語(光信号)を日本語(デジタル信号)に翻訳する通訳さん のようなイメージ。
ONUがないと、どれだけ良い光回線を引いていてもネットは使えません。
📦 ONUってどんな見た目?
多くのONUはこんな特徴があります:
- 黒や白の小さな箱型
- 前面に「電源」「認証」「光回線」などのランプ
- 背面にLANケーブルを挿す端子(LANポート)
光コンセント(壁の白い端子)または光ファイバーケーブルと接続し、そこからルーターへデータを渡します。
🔍 モデム・ルーターとの違いは?
似た名前のネット機器は多くあり、混乱しがち。ここで整理しておきましょう。
| 機器名 | 何をするもの? | 光回線で使う? |
|---|---|---|
| ONU | 光信号 ⇔ デジタル信号 の変換 | ✔ 必須 |
| モデム | (昔の)電話線やケーブル用の信号変換 | ✘ 光回線では使わない |
| ルーター | インターネットを複数の機器へ分配する | ✔ |
| ホームゲートウェイ(HGW) | ONU + ルーターの一体型。Wi-Fi搭載もあり | ✔ |
ポイントはこれだけ:
ONUは「光」専用の変換装置。
ルーターは「家中の機器をネットにつなげる装置」。
光回線ではこの2つがセットで必要になります。
🏠 ONUはどんなときに家に設置されるの?
- 戸建てなら基本的に部屋の中にONUが設置される
- マンションでは、建物の配線方式によっては共有スペースにまとめて設置されることも
- 最近は ONU+ルーターが一体化した「ホームゲートウェイ」を契約時に渡されるケースもある
いずれにせよ、多くの場合は 工事業者が設置してくれるため、自分で準備する必要はありません。
🔌 光回線がインターネットにつながる仕組み(簡単イメージ)
以下の順でつながっています:
光コンセント
↓
ONU(光信号を変換)
↓
ルーター(Wi-Fi や有線で分配)
↓
PC・スマホ・ゲーム機など
もし Wi-Fi だけで使っていると、つい ルーターだけが働いているように見えます が、実はその前で ONUが必ず存在して光をデジタルに変換 しています。
❗ なぜ ONU を理解しておくべきか?
- 回線トラブル時に「どこが原因なのか」判断しやすくなる
- 引っ越し・回線変更時に必要な機器がわかる
- 業者さんの説明が理解できるようになる
- ルーターを買い換えるときの相性・構成がイメージしやすい
- Wi-Fi が遅い原因が「ルーターなのか」「ONUなのか」を切り分けできる
家庭内ネットワークの基礎がわかるので、迷いが減ります。
🔧 ネットやWi-Fiが繋がらないときのチェック手順(初心者向け)
光回線の仕組みを知っておくと、ネットが繋がらないときに どこが原因か切り分けしやすくなります。
ここでは、再現性の高い「確認の順番」を紹介します。
① まずは“物理的な接続”を確認(最重要)
意外と多いのが、ケーブルの抜け・緩み・差し間違いです。
チェックポイント
- 🔌 ONUのランプは点いているか?(特に「光」「認証」「UNI」)
- 🔌 ONUとルーターをつなぐ LANケーブルがしっかり刺さっているか?
- 🔌 光コンセント(壁)からONUにつながる 光ケーブルが抜けていないか?
- 🔌 ルーターの「INTERNET」または「WAN」ランプが点灯しているか?
ランプが真っ暗 → 電源 or ケーブル
ランプが点滅すらしない → 認証未完了の可能性
特に 光ケーブル(細くて硬い透明のケーブル)は抜けやすいので要注意。
② 機器の電源を入れ直す(最速で直ることが多い)
ネット不調の50%以上は 再起動で復旧 すると言われています。
手順(順番が大事)
- ルーターの電源を切る
- ONUの電源を切る(コンセントを抜くだけでOK)
- 30秒〜1分待つ
- ONU → ルーター の順で電源を入れる
なぜ ONU → ルーター の順番?
→ ONUが先にインターネット“回線として”復旧しないと、
ルーターが接続先を見つけられないため。
③ ONUのランプ状態で原因を絞り込む
主なランプの意味(機種により名称は異なる)
| ランプ名 | 状態 | 意味 |
|---|---|---|
| 光 / PON / LOS | 点灯 | 光回線は正常 |
| 光 / LOS | 点滅・赤 | 光回線の信号エラー(回線側の問題) |
| 認証 / AUTH | 点灯 | 通信先と正常にやり取りできている |
| UNI / LAN | 点滅 | ルーターへ送受信できている |
特に注意すべき状態
- 🔴 LOSが点滅している → 光回線そのものの障害
- ⚫ POWER以外のランプが全部消えている → ケーブル抜け or ONU故障
- 🟡 UNI(LAN)が消えている → ルーター側との未接続
④ ルーター側の問題を切り分ける
Wi-Fiのトラブルはルーター側が原因のことも多いです。
チェックするポイント
- SSID(Wi-Fi名)が表示されているか
- Wi-Fiマークが「!」になっていないか
- ルーターのINTERNETランプが点灯しているか
- 可能なら LANケーブルでPCを直接ONUにつなぎ、ネットが繋がるか試す
ONU直結でネットが繋がる → ルーターの設定 or 故障
ONU直結でも繋がらない → ONU側 or 回線側の問題
⑤ スマホ・PC側の設定も確認
- 機内モードがONになっていないか
- Wi-Fiを切って入れ直す
- 別の端末でも同じ症状かどうか
- ブラウザのエラー内容を確認(DNSエラーなど)
端末だけの問題で「家中のWi-Fiが死んだ」と勘違いするケースは実は多いです。
⑥ 回線事業者の障害情報を確認する
NTT・プロバイダ側で障害が起きていると、ユーザー側では直せません。
例:
- NTT東日本「故障・メンテナンス情報」
- プロバイダ各社の障害情報ページ
マンションの場合、建物の共用設備の故障もあり得ます。
⑦ それでも直らない時は、ONUの「故障」または「認証エラー」の可能性
以下の場合は、回線業者へ連絡した方が早いです:
- LOSランプがずっと赤点滅
- 電源以外のランプが一切点灯しない
- 光ケーブルを差し直しても改善しない
- ルーターを新品にしても繋がらない
- 工事後から一度もつながったことがない
ONUはレンタル品のことがほとんどなので、故障なら無償交換される場合が多いです。
📌 チェック手順まとめ(保存推奨)
- ケーブルが正しく刺さっているか確認
- ONU → ルーター → 端末 の順で再起動
- ONUのランプ状態を確認して原因を推定
- ルーターの不具合を切り分ける(ONU直結も試す)
- 端末側の設定(Wi-Fi・機内モードなど)を確認
- 回線会社の障害情報をチェック
- 改善しなければ回線業者・プロバイダに連絡
✨ まとめ:ONUは光回線の“心臓部”
最後にポイントをまとめます。
- ONUは光回線の信号を家庭用に変換する装置
- 光回線を使うには 必須の機器
- 単体のONUだけではネットは使えない → ルーターと組み合わせる
- ホームゲートウェイなら「ONU+ルーター」が一体化している場合も
- 仕組みを知るとトラブル時の原因がわかる
「なんとなくわかる」状態から、「仕組みが理解できた!」という状態になれば、今後の設定やトラブル対応もぐっと楽になります。



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