これまで私は、
- 不要な常駐ソフトを止めたり
- ディスククリーンアップで容量を空けたり
といった表面的なメンテナンスは行ってきました。
でも最近、ChatGPT(GPT先生)との会話を通じて、こう思うようになったのです。
「壊れてからじゃ遅い!壊れる前に健康診断をしておくべきだ!!」
この記事では、初心者でもできるPCの定期健康診断の方法をわかりやすくまとめています。
「月に1回」「動作が重くなった時」などにチェックしておけば、トラブル予防や寿命延命にもつながりますよ。
定期チェックのポイント(すべて無料でできます)
1. ディスクの健康状態を確認しよう(HDD/SSD)
- 目的: 故障の前兆(異常セクタ、温度)を早期発見
- ツール: CrystalDiskInfo(無料)
確認手順:
- インストール → 起動
- 健康状態が「正常」「注意」「異常」かを見る
- 「代替処理済のセクタ数」が0でないと注意
ポイント:
注意や異常が出たら、早めのバックアップと交換準備を!
2. システムファイルの破損チェック(Windows本体)
- 目的: 動作が不安定な原因を探る
- 方法:
sfc /scannow
コマンドを実行
手順:
1.スタートメニューに「cmd」と入力 → 右クリック「管理者として実行」
2.下記を入力してEnter
sfc /scannow
3.15分ほどでチェック&自動修復されます
補足:
修復できないと出た場合は、以下の追加コマンドも実行
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
3. スタートアップアプリを整理しよう(起動が速くなる)
- 目的: 起動時に重くならないようにする
- 方法: タスクマネージャー → [スタートアップ]タブ
手順:
- タスクバー右クリック → [タスクマネージャー]
- [スタートアップ]タブで不要なアプリを「無効化」
- セキュリティソフトなどは「有効のまま」でOK
4. 高負荷プロセスを見つける(ディスクやCPUが重い時)
- 目的: PCが遅い時の原因を調べる
- 方法: タスクマネージャー → [プロセス]タブ
よくある“重い”原因例:
Windows Modules Installer Worker
(更新中 → 放置でOK)SysMain
(HDD環境なら無効化で軽くなる)
定期チェックリスト(保存&印刷用)
項目 | 内容 | 方法・ツール |
ディスクの健康状態 | 異常セクタ・温度・異音など | CrystalDiskInfo |
システムファイルの整合性 | OSの中核部分に破損がないか | sfc /scannow(+DISM) |
スタートアップアプリの整理 | 起動が遅くないか | タスクマネージャー |
リソースの高使用プロセス確認 | 重い原因を突き止める | タスクマネージャー |
ディスク容量の確認 | 容量不足で重くなってないか | 設定 → ストレージ |
おすすめ頻度:
- 月に1回チェック
- 重く感じたときにすぐ実施
おわりに
今までは「壊れたら直せばいい」と思っていたけど、
壊れる前に「気づける自分」になれたことで、PCとの付き合い方も少し変わりました。
このチェックリストが、あなたのPC生活の“保険”になればうれしいです。
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