前回までで、Ubuntuをインストールして初期設定まで完了しました。
今回はいよいよ、データベースサーバーを動かしてみます。
サーバーの世界では「PostgreSQL(ポストグレスキューエル)」という
人気のオープンソースデータベースがよく使われています。
無料で使えて、世界中のシステムで採用されています。
ステップ1:PostgreSQLをインストール
まずはUbuntuを最新の状態にしておきましょう。
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
続いてPostgreSQLをインストールします。
sudo apt install postgresql postgresql-contrib -y
インストールが完了したら、サービスの状態を確認します。
sudo systemctl status postgresql
「active (running)」と表示されていれば、すでに起動しています。
「Active: active (exited)」 と表示される場合がありますが、
これは PostgreSQL の起動処理が正常に完了し、
実体のデータベースサービスがバックグラウンドで動作している状態です。
エラーではないので、そのまま進んで問題ありません。
ステップ2:PostgreSQLにログイン
管理ユーザー(postgres)に切り替えます。
sudo -i -u postgres
続いてデータベースの操作画面(psql)を開きます。
psql
成功すると次のようなプロンプトが表示されます。
postgres=#
バージョン確認コマンドで動作チェックしてみましょう。
SELECT version();
PostgreSQLのバージョン情報が表示されれば成功です。
ステップ3:テストデータベースを作ってみる
まずは新しいデータベースを作成します。
CREATE DATABASE testdb;
作成したデータベースに接続します。
\c testdb
テーブルを作ってみましょう。
CREATE TABLE sample (
id SERIAL PRIMARY KEY,
name TEXT,
age INT
);
次にデータを登録します。
INSERT INTO sample (name, age)
VALUES ('Taro', 25),
('Hanako', 30);
登録したデータを確認します。
SELECT * FROM sample;
結果が次のように表示されれば成功です。
id | name | age
----+--------+-----
1 | Taro | 25
2 | Hanako | 30
(2 rows)
ステップ4:終了とログアウト
作業が終わったら、データベースから抜けましょう。
\q
そのあと、ユーザーを元に戻します。
exit
ここまでできればOK!
これであなたのUbuntuが、
実際に動作しているデータベースサーバーになりました。
| やったこと | 状況 |
|---|---|
| PostgreSQLインストール | 完了 |
| サービス起動確認 | 完了 |
| データベース作成 | 完了 |
| テーブル・データ登録 | 完了 |
次回予告
次回はWindows側から「pgAdmin」というツールを使って、
このデータベースに接続する方法を紹介します。
GUIで操作できるようになると、
データベースの全体像がぐっと分かりやすくなりますよ。
まとめ
・PostgreSQLは無料で使える高性能データベース
・Ubuntuに1コマンドでインストール可能
・コマンド操作に慣れれば「サーバーとしての仕組み」が理解できる
・CREATE DATABASE と SELECT が動けば、もう立派なDB管理者!




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