スマホでできる詐欺電話対策|怪しい電話から身を守るアプリと設定を紹介

セキュリティ

知らない番号から電話がかかってきたとき、すぐに出てしまうことはありませんか?

最近は、高齢者だけでなく、若い世代でも詐欺電話や迷惑SMS、偽サイトへの誘導などに巻き込まれるケースがあります。

「自分は大丈夫」と思っていても、忙しいときや焦っているときに電話が来ると、つい相手の話を聞いてしまうこともあります。

そこで今回は、スマホでできる詐欺電話対策として、怪しい電話を警告・ブロックしてくれるアプリや、携帯会社が提供している迷惑電話対策サービスを紹介します。

アプリを入れれば絶対に安心というわけではありませんが、危ない電話に出る前に気づけるだけでも、被害を防ぐきっかけになります。

詐欺電話対策アプリでできること

詐欺電話対策アプリは、主に次のようなことができます。

  • 怪しい電話番号からの着信を警告する
  • 詐欺に使われた可能性がある番号をブロックする
  • 知らない番号でも会社名や発信元名を表示する
  • 迷惑SMSや危険なURLを検知する
  • 最新の防犯情報や注意喚起を受け取る

警察庁は、携帯電話に特殊詐欺の犯人から電話がかかってくるケースが増えているとして、アプリによるブロックや国際電話の拒否などを案内しています。警察庁のページでは、詐欺電話対策として使える推奨アプリも紹介されています。

つまり、これからの詐欺電話対策は「気をつける」だけではなく、スマホ側で危ない電話を受けにくくすることも大切です。

まず確認したい警察庁推奨アプリ

詐欺対策 by NTTタウンページ

まず確認したいのが、詐欺対策 by NTTタウンページ です。

このアプリは、発着信時に詐欺などの可能性がある電話を自動で遮断・警告し、信頼できる発信元についてはNTTタウンページのデータをもとに名称を表示するアプリです。公式ページでは、警察庁などが把握する「詐欺に使用された可能性の高い電話番号情報」に加え、トビラシステムズの要注意番号データベースも活用すると説明されています。

知らない番号から電話が来たときに、ただ番号だけが表示されると不安になりますよね。

でも、発信元の名前が表示されたり、注意が必要な番号として警告されたりすれば、電話に出る前に一度冷静になることができます。

特に、スマホに慣れていない人や、知らない番号でもつい出てしまう人には、こうした「出る前に判断できる仕組み」が役に立ちます。

詐欺バスター Lite

もう一つ確認したいのが、詐欺バスター Lite です。

詐欺バスター Liteは、トレンドマイクロが提供している詐欺電話対策アプリです。公式ページでは、警察庁推奨アプリとして認定されており、警察をはじめとした公的機関からの情報提供など、複数のデータを活用して詐欺電話を検知すると説明されています。

トレンドマイクロはセキュリティソフトの会社としても知られているため、スマホの防犯対策として紹介しやすいアプリです。

「詐欺電話対策に特化した無料アプリをまず試したい」という人には、候補に入れてよいと思います。

迷惑電話やSMSまで対策したい人向けのアプリ

警察庁推奨アプリ以外にも、迷惑電話や迷惑SMSの対策に使えるアプリがあります。

トビラフォンモバイル

トビラフォンモバイル は、迷惑電話や迷惑SMSを警告・ブロックするアプリです。

Google Playの説明では、しつこいセールスや詐欺などの迷惑電話・迷惑SMSを警告ブロックし、知らない番号でも会社やお店の名前を自動表示すると案内されています。

詐欺電話だけでなく、営業電話や迷惑SMSもまとめて対策したい場合に候補になります。

電話帳ナビ

電話帳ナビ は、知らない電話番号の情報を確認しやすいアプリです。

Google Playの説明では、利用者から集計した「迷惑電話度」を表示し、他のユーザーが投稿した口コミ情報を着信時に表示できると案内されています。また、有料版では迷惑電話の自動着信拒否機能も利用できると説明されています。

「この番号、出ても大丈夫かな?」と迷ったときに、番号の情報を確認しやすいのが特徴です。

Whoscall

Whoscall も、知らない番号の識別や迷惑電話・SMS対策で知られているアプリです。

Whoscallに関する発表では、不審な番号からの着信、ショートメッセージ、危険性のあるWebサイトを検知する電話・ネット詐欺対策アプリとして紹介されています。

電話だけでなく、SMSや危険なURLも気になる人には、こうした総合的な対策アプリも選択肢になります。

携帯会社の公式サービスも確認しよう

すでにドコモ、au、ソフトバンクなどを使っている場合は、携帯会社が提供しているセキュリティサービスも確認しておきましょう。

ドコモ:あんしんセキュリティ

ドコモの あんしんセキュリティ は、ウイルス、危険サイト、迷惑メール・電話など、さまざまな脅威からスマホを守る機能をまとめて利用できるサービスです。

迷惑電話だけでなく、スマホ全体のセキュリティ対策をまとめて考えたい人に向いています。

au:迷惑メッセージ・電話ブロック

auの 迷惑メッセージ・電話ブロック は、迷惑なメッセージや電話をブロックするアプリです。

Google Playの説明では、迷惑電話番号データベースやスマホのアドレス帳を利用して、詐欺などの危険な可能性がある電話を検知し、画面上に警告すると案内されています。また、設定により迷惑電話を自動で拒否することもできます。

迷惑電話だけでなく、フィッシング詐欺につながるSMS対策もしたい人には確認しておきたいサービスです。

ソフトバンク:セキュリティOne

ソフトバンクの セキュリティOne には、迷惑電話チェック機能があります。

公式ページでは、振り込め詐欺などの迷惑電話からの着信時に警告画面で知らせたり、一括で着信拒否を行ったりできると説明されています。また、警察から迷惑電話番号の提供を受けていることも案内されています。

ソフトバンクを使っている人は、現在契約しているプランやオプションで利用できるか確認してみるとよいでしょう。

iPhoneなら「不明な発信者を消音」も確認

アプリだけでなく、スマホ本体の設定でもできる対策があります。

iPhoneでは、設定から 「不明な発信者を消音」 をオンにすることで、連絡先に登録されていない番号などからの着信を消音できます。auのサポートページでも、iPhoneの「設定」から「電話」へ進み、「不明な発信者を消音」をオンにする方法が迷惑電話対策として紹介されています。

ただし、この設定を使うと、病院、学校、会社、宅配業者など、必要な電話にも気づきにくくなる可能性があります。

そのため、仕事や家庭の事情に合わせて、必要な番号は連絡先に登録しておくことが大切です。

アプリを入れても油断しないことが大切

ここまで詐欺電話対策アプリや迷惑電話対策サービスを紹介しましたが、アプリを入れたからといって、すべての詐欺を完全に防げるわけではありません。

新しい番号を使った詐欺や、実在する会社・警察・役所を名乗る電話など、手口は日々変わっています。

そのため、次のような基本的な対策も一緒に意識しておきましょう。

  • 知らない番号からの電話にはすぐに出ない
  • 折り返す前に番号を検索する
  • お金や個人情報の話が出たら一度電話を切る
  • 家族や職場の人に相談する
  • 警察、役所、金融機関を名乗る電話でも、公式番号にかけ直して確認する

特に大切なのは、電話中にその場で判断しないことです。

詐欺電話は、相手を焦らせて冷静な判断をさせないようにしてきます。

「今すぐ必要です」
「今日中に手続きしないと危険です」
「誰にも言わないでください」

このような言葉が出たら、いったん電話を切って確認することが大切です。

どのアプリを選べばいい?

迷った場合は、次のように考えると選びやすいです。

目的候補
まず無料で詐欺電話対策をしたい詐欺対策 by NTTタウンページ、詐欺バスター Lite
迷惑電話や営業電話も含めて対策したいトビラフォンモバイル、電話帳ナビ、Whoscall
SMSや危険URLも気になるWhoscall、キャリア系セキュリティサービス
携帯会社のサービスでまとめたいドコモ、au、ソフトバンクの公式サービス
iPhoneで簡単に対策したい不明な発信者を消音

個人的には、記事でおすすめするなら、まずは 警察庁推奨アプリを確認する という流れがわかりやすいと思います。

そのうえで、迷惑SMSや危険サイトまで気になる人は、キャリア公式サービスや民間アプリも検討する形が自然です。

まとめ:詐欺電話対策は「気をつける」だけでなく「仕組み」で防ぐ

詐欺電話や迷惑電話は、誰にでもかかってくる可能性があります。

高齢者だけでなく、スマホを使っている人なら、年齢に関係なく注意が必要です。

もちろん、最終的には自分で判断する力も大切です。

しかし、毎回すべての電話を自分だけで見分けるのは大変です。

だからこそ、詐欺電話対策アプリや迷惑電話ブロックサービスを使って、危ない電話に出る前に気づける仕組みを作っておくことが大切です。

スマホの防犯対策は、難しい設定ばかりではありません。

まずは、自分のスマホで使える対策アプリや、契約している携帯会社のサービスを確認するところから始めてみてください。

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